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2017.1.26

東日本大震災アーカイブ国際シンポジウムを共催しました

今村所長

今村所長 挨拶

1月20日午後、国立国会図書館とIRIDeSが主催する「東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム」がIRIDeS棟にて開催され、学術・図書館・自治体・企業関係者ら約160名が参加しました。本シンポジウムは、2012年より東北大等で毎年開催されており、今年で5回目になります。

 

オープニングで今村文彦IRIDeS所長が、東日本大震災を契機に大きく発展を遂げた災害アーカイブについて触れつつ、本シンポジウムの意義を述べたのに続き、アンドルー・ゴードン教授(ハーバード大学ライシャワー日本研究所)が特別講演を行い、同研究所が取り組む「日本災害アーカイブ」(IRIDeSの「みちのく震録伝」とも連携)の特徴や課題について説明しました。

 

 

基調講演

アンドルー・ゴードン教授 基調講演

また、IRIDeSの柴山明寛准教授は、検索や経費面など、震災アーカイブを利用する上での具体的な課題を指摘する発表を行いました。

 

ほかにも、福島原子力事故関連情報アーカイブや国立国会図書館東日本大震災アーカイブの現状、インドネシアのアチェ津波アーカイブや熊本地震アーカイブに関する報告などが行われました。

 

東日本大震災は、情報化・デジタル化時代になって初めて発生した大災害であり、したがって、東日本大震災を記録するためのデジタルアーカイブは、規模・検索能力・他アーカイブとの連携のしやすさ等の点で従来のアーカイブとは大きく異なる特長を備えることとなりました。災害情報を他者や後世に伝えるアーカイブの分野に、新たな境地を開いたと言えます。

 

 

パネルディスカッション

パネルディスカッション

今回のシンポジウムでは、各団体のデジタルアーカイブの特長や最新状況が紹介されたのに加え、アーカイブの維持費用や効果的な活用といった課題も指摘されました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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