教員自己紹介

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災害医学研究部門
災害医療国際協力学分野
江川 新一 (教授)
 

研究概要

 
•膵臓外科医として臨床と研究、教育を行いながらNPO法人艮陵協議会を設立し、地域の指導医講習会や病院説明会を通じて研修医の育成と指導医の養成に取り組んできました。 その人脈が生きて、東日本大震災の際に東北大学病院の災害対策本部で、地域の医療ニーズと、支援のコーディネートを行うことができました。
•災害の被害と、病気の被害を少なくすることは似ています。災害が起きたときに効率的な支援を可能にするには、あらかじめ備えておくことが必要です。研究のテーマの立脚点はそこにあります。
•ミクロから宇宙に至る広い視野が災害医療に携わる研究者には求められます。人の健康に被害をもたらすハザードは、自然ハザード(地震、津波、台風など)、化学ハザード(毒性物質など)、バイオハザード(インフルエンザ、炭そ菌など)、放射能ハザード(原子力発電所事故、核爆発など)、人的ハザード(戦争、紛争など)さまざまで、さらにそれが複合する傾向があります。また、人間社会の脆弱性は地球温暖化や、貧困と都市集中、生物多様性の喪失や、食料や資源の奪い合いなどにより急速に地球規模で変化しています。
•ワシントンでの国際シンポジウムを通して、「健康」を災害のリスク減少、リスク管理の中心に据えることでが大変重要であることを学びました。地域社会が災害に対して柔軟性をもって強く備えるためには、地域に住む人々が身体も心も健康であることが必要です。そのような社会の実現に役立つ研究をしていきたいと考えています。
•詳しくはwww.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp/index.htmlをご覧ください。