社会連携オフィス

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教授: 小野 裕一 特任教授(客員): 特任准教授: 泉 貴子 シニア研究員: イ ケリーン チョンヨン
○目的
防災・減災・復興の取り組みの中に、科学の知見を反映させることは大切です。東北大学災害科学国際研究所では、東日本大震災の経験をもとに実践的防災学を旨として、7部門37分野の研究成果が政策として様々な現場で用いられ、社会で実装されてこそ価値があると考えます。
 
社会連携オフィスは、防災・減災・復興において、本研究所と社会の間の様々な連携活動を強化・促進するにあたり、“繋ぎ役”としての活動を国内外でおこなってまいります。
 
○具体的な活動
国際研究所として、国内外の防災関連機関と積極的に連携し、さらには産官学の連携によって情報共有や共同研究をおこなうことで、新たな価値が生み出されることを重視しています。
 
国内連携活動としては、東日本大震災による被災自治体と連携協定を結び、研究所の知見を直接被災地にリンクさせるためのパイプを築いています。また、気仙沼市には研究所の分室(サテライト)を設置し、被災地域における復興支援や情報共有の活動をおこなっています。
 
国外連携活動としては、世界の防災研究機関や国連などの国際機関やNGOも含めた防災関連機関と連携し、研究所の知見を様々なレベルで普及できるような体制を築いています。防災・減災・復興をテーマとした大学間包括協定の締結をおこない、さらに環太平洋大学協会(APRU)と共に、マルチハザードプログラムを立ち上げ、その事務局の役割を果たしています。
 
○これまでの成果・今後期待される成果
本研究所では、被災自治体との連携協定をもとに、被災地からの情報発信や地域での防災講座、自治体がおこなう復興まちづくりや地域防災計画への協力、学校や地域社会での防災教育活動への協力などを継続しておこなっています。
 
また、気仙沼サテライトでは、教員の活動や研究成果を紹介する「防災文化講演会」を定期的に実施し、市民の皆様との交流を深めています。
 
企業との連携強化においては、3次元津波解析の共同研究開発(富士通)を実施、仙台市、日本IBMと「レジリエンス・ワークショップ2013」をチリの復興担当副大臣を招聘して開催し、環太平洋での強靭な社会の構築に向けての議論をおこないました。
 
さらに、産官学連携のプロジェクトとしては、津波避難行動の習慣化や避難に関わる地域課題の解決に取り組む「カケアガレ日本!」を被災自治体と河北新報社、電通・電通東日本と共同で実施しており、また、生きる力を強化させる「みんなの防災手帳」や「防災キャンプ活動」、減災の意義や知識を啓発する「減災(結)プロジェクト」など、多くのユニークな活動を全国で展開しています。
 
また、海外拠点校であるハーバード大学(震災アーカイブ)、ロンドン大学(災害リスク評価)、ハワイ大学(自然災害科学)との連携研究活動を活発化しています。特に、ロンドン大学とは、大学間包括協定を締結、その際に災害科学のフォーラムを開催し、多くの参加者を得て議論を行いました。
 
また、2013年11月に発生したフィリピンでの台風・高潮災害において、共同で調査チームも編成し、多角的な調査と被災地への提言をおこないました。
 
さらに、環太平洋大学協会(APRU)マルチハザードプログラムでは、学生や教員を対象として、東日本大震災からの教訓や復興過程における自治体の取り組みなどについて学ぶ場を提供するサマースクールの実施や、大学における防災の取り組みを推進するためのプロジェクト、防災研究における連携・協力、防災に関する政策立案過程への貢献をおこなっています。
 
この他にも、東北大学の「知のフォーラム」プロジェクトの一つである「大震災の復興と今後の国際防災戦略」において調整役を担っており、スタディグループ討論や国際シンポジウムの開催、研究成果の発信や防災・減災・復興への提言に向けた準備を進めています。
 
今後、最も注力するのが2015年3月に仙台市で開催される第三回国連防災世界会議です。この会議のホストである日本政府や仙台市と連携して本研究所の研究成果を世界に向けて発進しつつ、被災地復興に活力を与えることを目指しています。具体的には、会議の最終成果文書作成プロセスにおいての貢献、パブリックフォーラムやサイドイベント、展示などの企画への積極的参加、被災地での関連イベントへのサポートがあげられます。また、会議終了後に東北に何を残すかということについてもアイデアを出していきたいと思います。
 社会連携オフィスの構成
国際連携担当 小野裕一,泉貴子
国内連携担当 池田菜穂
プロジェクト推進担当※ ・カケアガレ日本! 平川新,今村文彦,佐藤健,増田聡,安倍祥
・みちのく震録伝WG 今村文彦,柴山明寛,佐藤翔輔
「生きる力」市民運動化プロジェクト 今村文彦,邑本俊亮,杉浦元亮,阿部恒之,佐藤翔輔,保田真理
減災結(ゆい)プロジェクト—伝えよう減災,つなげよう未来へー 保田真理,邑本俊亮,杉浦元亮,野内類,今村文彦
 
※研究企画委員会産官学連携WGとの協力.申請により,プロジェクトを登録・実施するもの.

 

地方自治体との包括的連携協定について

 

学術交流協定締結校(部局間協定)

 

 

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