災害ポテンシャル研究分野

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教授: 越村 俊一(兼務) 准教授: 有働 恵子    
 災害ポテンシャル研究分野は,津波,高潮,高波,洪水,渇水,汚染などの水災害の被災メカニズムを明らかにし,災害リスクを定量化するとともに,効率的な被害軽減技術を開発することを目標としています.将来は気候変動に伴う海面上昇,降雨特性の変化,氷河融解などが水災害に及ぼす影響も危惧されており,そのリスク評価と適応策についても重要な課題と位置付けています.
 
主要な研究テーマとしては,
 
    2011年東北地方太平洋沖地震津波による海岸堤防の破堤・海浜変形メカニズムの解明
    海面上昇に伴う将来の全国砂浜侵食量の予測と適応策の提案
    日本・東南アジアの豪雨・台風被害の減災に向けた実践防災学的アプローチ
    ボリビア貯水湖集水域での氷河融解モデル構築と将来の水資源予測
    沿岸海域における震災後の水質環境の変化と水産養殖システムの再構築
 
などが挙げられます(詳細は研究室Webサイトhttp://potential1.civil.tohoku.ac.jp/top.htmlを参照).この中で,2011年津波による海岸堤防の破堤や海浜変形のメカニズムを明らかにするための調査や,2013年フィリピン台風30号ハイエンの被害調査などの現地調査(図-1)を実施しています.
 
 

図-1 2011年東日本大震災(左)と2013年台風ハイエン(右)の災害調査

図-2 インドネシア・ジャカルタにおける洪水氾濫解析結果の一例

図-3 21世紀末の日本全国の砂浜消失率予測(海面上昇30 cmの場合)

図-4松島湾における下水処理場の被災によるCODの上昇と回復