2016.5.21
G7財務大臣・中央銀行総裁会議関係者がIRIDeSを訪問(vol.18)
5月20日、G7財務大臣・中央銀行総裁会議関係者(日本・海外メディアを含む)がスタディーツアーでIRIDeSを視察し、今村文彦所長をはじめ所員がIRIDeSの設立経緯や活動について説明しました。
今村所長は、IRIDeSが東日本大震災の約1年後、「わざわい転じて福となす」をモットーに、文理融合の実践的防災学を推進する国際研究所として発足したことを紹介し、震災時の津波発生・伝播メカニズムなどについて説明しました。
また、小野裕一教授(国際連携担当)は、あらかじめ防災に投資することにより、災害発生後に対応するより経済的損失を軽減することになる。しかし事前投資の基礎となる災害被害データが未整備である国が多いことが問題であり、その状況を打開するため、IRIDeSが国連開発計画(UNDP)と共同で災害統計グローバルセンターを発足させたことを説明しました。
この日の訪問者は、IRIDeSが東日本大震災を後世に生かすために設立された研究所と聞いて是非視察したかったとのことで、予定時間を超過して熱心にIRIDeSの取り組みについての質疑応答が続きました。
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【お問い合わせ】IRIDeS広報室 電話 022-752-2049、Eメール irides-pr*grp.tohoku.ac.jp (*を@で置き換えてください)