IRIDeS NEWs | 東北大学 災害科学国際研究所 IRIDeS

2016.6.2

IRIDeSと多賀城高校が包括連携協定(vol.21)

東北大学災害科学国際研究所IRIDeSと宮城県多賀城高等学校が包括的な連携協力を行うことになり、6月1日、調印式が行われました。

 

多賀城高校は、被災地の高校として防災知識や技能を習得して地域社会に貢献する人材を育成するため、兵庫県立舞子高校環境防災科に続き、全国で2番目の防災系の学科となる災害科学科を、今年4月に開設しました。調印式ではIRIDeSの今村文彦所長と多賀城高校の小泉博校長が、協定書へサイン・調印を行いました。

 

小泉校長は、「多賀城高校災害科学科は、1期生に震災時の想いを生かそうとする高い志を持つ生徒38名を迎えて出発しました。この協定により更にIRIDeSと連携を深め、社会に有為な人材を輩出していきたい」と述べました。また今村所長は、「我々には、東北地域で震災の諸問題を解決し国内外へ教訓として発信してゆく使命があります。IRIDeSは今後、多賀城高校の若い生徒さんとともに、様々な分野の災害科学に取り組む所存です。きょうはその第一歩となります」と述べました。

 

文部科学省は、高校と大学の連携(高大連携)を推進していますが、このたびの包括連携協力は、災害分野での高大連携のさきがけとなるものです。

 

 

協定写真

 

本件に関するアクティビティレポートはこちらです。

 


 

【お問い合わせ】IRIDeS広報室 電話 022-752-2049、Eメール koho-office*irides.tohoku.ac.jp (*を@で置き換えてください)

 

TOPへ