2016.6.17
IRIDeSが「21世紀文明シンポジウム」に共催協力(vol.23)
IRIDeSは、朝日新聞社およびひょうご震災記念21世紀研究機構と、「21世紀文明シンポジウム」を2016年から2020年までの5年間にわたり共催することに合意し、6月15日、今村文彦・IRIDeS所長、渡辺雅隆・朝日新聞社社長、五百旗頭真・同機構理事長が協定書に調印しました。
「21世紀文明シンポジウム」は、災害大国日本において、文明社会の在り方を見直し、新しい“災後の文明”を創造すべく、防災・減災知見を広く発信し、安全・安心な減災社会の実現を目指すことが目的です。2014年に東京、2015年に神戸、そして2016年には仙台(東北大学萩ホール)で開催されましたが、多数の参加者をいただき、防災・減災、復興に関する重要な議論が行われました。とりわけ仙台では、東日本大震災から5年が経過した中で、復興検証や教訓の忘却などについて話し合われました。
今後、IRIDeSは、東日本大震災等から得られた災害・防災に関する専門的知見を提供しつつ、企画に協力します。朝日新聞社は、取材活動をもとにした企画と効果的な情報発信に協力し、同機構は、阪神・淡路大震災の経験を生かす災害対処のシンクタンクとして、企画・全体総括にあたることになりました。次回以降、熊本被災地での開催も含めて企画される予定です。
【お問い合わせ】IRIDeS広報室 電話 022-752-2049、Eメール irides-pr*grp.tohoku.ac.jp (*を@で置き換えてください)