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2019.12.20

報告:2019年 台風19号に関する調査報告会を開催

決壊した堤防(宮城県丸森町新川。写真提供:森口周二 准教授)

決壊した堤防
(宮城県丸森町新川。写真提供:森口周二 准教授)

 2019年も地震や台風など災害が発生しましたが、10月12日に日本に上陸した台風19号は、宮城県を含む広範な地域で、人的被害を含む甚大な被害をもたらしました。IRIDeSの緊急調査ワーキンググループ(WG)は、10月11日から情報収集および調査を開始し、10月15日に公開報告会を行いました。さらに、土木学会・地盤工学会・日本地すべり学会の各東北支部とIRIDeSは共同で、東北学院大学土樋キャンパスにて、12月14日、岩手・宮城・福島の3県に関する速報会を開催しました。緊急調査WG長の森口周二准教授は「広域で多数の甚大な被害が発生し、効率的な調査を実施するために4組織合同の調査団が編成され,学際的な調査が実施された。今後、合同調査団の枠組みの中で、減災・防災の課題や災害と向き合うためにあるべき社会の姿などについてもしっかり整理したい」とコメントしています。
 
 IRIDeS研究者による、洪水、土砂災害、避難行動、医療、水害史・歴史資料保存等の観点からの台風19号に関する報告は、IRIDeSホームページに公開しています

https://irides.tohoku.ac.jp/research/prompt_investigation/typhoon19-2019.html)。

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【お問い合わせ】IRIDeS広報室 電話 022-752-2049、Eメール koho-office*irides.tohoku.ac.jp (*を@で置き換えてください)

 

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