2022.11.25
【活動】日本工営レジリエントシティ技術実装共同研究部門が活動中
地震動による仙台市内の建物の振動シミュレーション
2022年4月、IRIDeSは、「日本工営レジリエントシティ技術実装共同研究部門」を設置しました。日本工営株式会社は1946年創立、現在160か国で社会インフラ整備を行う開発コンサルタント会社です。このたび新たに設置された共同研究部門では、IRIDeSの複数分野の教員と日本工営株式会社からの客員教員が協働し、データサイエンス分野における種々の技術を用いて、データ駆動型かつ高密度・高精度・高速な防災情報をサイバー空間・リアル空間で融合します。また、ここから得られたデータを利用できるデジタルツインモデルを開発し、地震・津波などの自然災害に対し、レジリエントな街づくりを目指します。
2022年7月15日には、日本工営レジリエントシティ技術実装共同研究部門キックオフイベントが開催されました。イベントには日本工営株式会社常務執行役員 松田寛志氏、IRIDeSの今村文彦所長、寺田賢二郎教授をはじめとする双方の関係者が出席し、共同研究部門の関係教員らが、研究構想や、今後さらに発展が期待されるこれまでの研究成果を発表しました。
IRIDeSの関係職員
日本工営レジリエントシティ共同研究部門は、その後、国土交通省が新たに整備し、オープンデータ化を主導している日本全国の3D都市モデル「PLATEAU」の活用や、データ取得のためのセンサー設置を進めています。また、革新的なデータサイエンス技術を使いこなしていくために学内外の関係者と協働し、活発な研究活動を展開中です。
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【お問い合わせ】
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