組織・メンバー

災害リスク研究部門
地域地震災害研究分野
シニア研究員
博士(工学)
MOTOSAKA Masato
もとさか まさと

兼任先 工学研究科
本務先 工学研究科
名誉教授
研究テーマ
地震から人命・財産を守るために、振動・波動の基礎理論をベースと した構造物の地震被害分析や解析と実験観測の融合による地震対策技術に関する研究に取り組んでい ます。
研究キーワード
地震工学 / 構造ヘルスモニタリング / 地震早期警報システム / 構造物と地盤の動的相互作用 / 建築構造工学
関連サイト
研究概要

構造ヘルスモニタリンク機能を有するリアルタイム地震観測システムの展開と利活用に関する研究を継続的に行っています。観測網の地域展開として、宮城県域を中心に、山形県と岩手県に合わせて16箇所の観測点で構成されるリアルタイム観測網の観測データの分析を行うとともに、海外展開としてモンゴル国ウランバートル市に設置した観測データの分析に関する技術協力を行っている。 

都市・建築の地震対策において、共振現象を考慮した耐震対策が必ずしも十分でないところがある。震源から構造物まで、地震波伝播の流れに沿って、共振現象に着目した地震被害の分析や地震・地盤環境に応じた構造物や設備機器に求められる耐震性能に関する研究を行い、研究発表や招待講演を行ってきている。

広がりのある平面プランを有する構造物の特徴的な地震被害の一つとして波打ち現象を伴う振動被害があり、東日本大震災における特賞的な種物被害として報告している。これは、遮断振動数を有する振動系に位相差入力が作用する場合に、入力波の周期成分に関係しており、つり天井の波打ち現象や河川部における鉄道路線の波打ち現象にも関連するテーマである。東日本大震災で被災した細長い平面プランを有するRC造5階建て杭基礎建物の振動性状に関する研究成果をこれまで発表してきている。

主な業績
  • M. Motosaka, Dynamic Characteristics of Pile Foundation Buildings with High Aspect Ratio in Relation to Tilting Earthquake Damage, Proceedings of 17th World Conference on Earthquake Engineering, 10c-0005, 2020.
  • M. Motosaka and T. Abe, Analytical Investigation of Vertical Waving Phenomenon Focused on Earthquake Damage of a Horizontally Long Building with Pile Foundation, Proceedings of 17th World Conference on Earthquake Engineering, 10c-0004, 2020. 
  • 田附 遼太, 源栄 正人、2011年東北地方太平洋沖地震の観測記録に基づく地盤特性を考慮した構造物の非線形応答と地震動の非定常性、日本地震工学会論文集、20 巻 1 号 p. 1_157-1_168、2020 年
  • Masato Motosaka, Resonance Phenomena and Seismic Problems of Earthquake Countermaeasures for Urnan and Building Structures, 9-19,13th Research Conference on Geotechincal Issues on Building and Structures and Mongolian-Japn 3rd Joint Seminar on Earthquake Engineering, Ulaanbartar city, 2019 (Invited lecture) 
  • M. Motosaka, S. Ohno, K. Mitsuji, X. Wang, T. Hatakeyama, Development of Structural Health Monitoring System Combined with Earthquake Early Warning System for Real-time Earthquake Information Navigation, Proccedings of 16th World Conference on Earthquake Engineering, Paper No. 803, 2017
主な所属学会
  • 日本建築学会
  • 日本地震工学会
  • 日本地震学会
  • 日本自然災害学会
  • 米国地震学会
主な受賞
  • 日本建築学会賞(論文)