東日本大震災からのスタート — 災害を考える51のアプローチ —
東北大学災害科学国際研究所は、東日本大震災から10年の節目に編著『東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ』を出版しました。同書は、災害科学国際研究所の研究者を中心とする災害に携わってきた専門家が、工学・理学・医学・社会科学等、それぞれの専門分野に即し、東日本大震災が明らかにした問題・その後10年間の進展・今日も残る課題を総括するものです。「災害評価と防災」「人間と社会」「健康」「国内外との連携」に関する4つの大きなテーマのもと、全51章(1章1トピック)と4つのコラムで構成されており、専門家や防災関係者のみならず、広く一般の方々(高校生以上)にもお読みいただける内容となっております。また、同書により、東日本大震災とその後の歩みを学際的・多角的に捉えることが可能となります。 (令和3年3月発行)
書籍について
書名:東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ
編者:東北大学災害科学国際研究所
発行:東北大学出版会
判型:B5判 製本:並製本(ソフトカバー)
定価:(本体3,000円+税)
ISBN:978-4-86163-357-7 C3000
本のお求めについて
東北大学出版会
TEL:022ー214-2777
Eメール:info*tups.jp (*を@に置き換えてください)
※書籍はモノクロですが、一部の図版については、本ページにてカラーでご覧いただけます。
カラー図版は、以下の各項をご覧ください(図版のみ掲載)。
本書籍および本ページに掲載の図版等を執筆者に無断で転載することを禁じます。
英語翻訳版(PDF)は<こちら>でご覧いただけます。
第1部 東日本大震災によって進化した災害の評価と防災
第2部 東日本大震災によって進化した人間と社会の科学
第14章:学び手が伝え手になる
第18章:都市の災害リスク評価
第20章:復興まちづくりの現実とその課題
第23章:自然災害と地域経済・企業活動(
図23-1)
第24章:災害と法律
第26章:「民間所在史料」の救済
第27章:災害と宗教
第31章:アーカイブ学
第32章:記憶伝承の科学
第34章:近未来における巨大地震津波への備えかた(
図34-1)
第3部 東日本大震災によって進化した健康の科学
第39章:災害と医療情報(診療記録)(
図39-1)
第42章:放射線災害と健康影響
第4部 東日本大震災によって進化した国内外との連携
第44章:仙台防災枠組と災害統計グローバルセンター(
写真44-1)
第49章:災害調査
第51章:産業界との連携
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