イベント

東北大学による東日本大震災緊急報告会

災害科学国際研究所(旧:防災科学研究拠点)では、東日本大震災に関する調査・研究の経過について、広く社会に報告する「東北大学による東日本大震災報告会」を行なっています。

これまで、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後(半年後)、1年後と開催してきました。ここでは、報告会での使用された資料等を公開しています。

東北大学による東日本大震災1年後報告会

2012/03/11 トラストシティ・カンファレンス仙台5階にて、「東北大学による東日本大震災1年後報告会」を開催しました。

各発表で使用された講演スライド(PDF)を順次公開しています。以下の 資料からダウンロードできます。一部容量の大きい資料がありますのでご注意ください。各講演の講演の様子を動画で順次公開しています。(2012/03/12更新)

当日の様子はこちらからご覧になれます(協力:サイエンス・メディア・センター)
司会:越村 俊一(工学研究科災害制御研究センター)

第一部 13:00~13:35

開会挨拶

井上 明久(東北大学 総長)

趣旨説明

平川 新(東北大学防災科学研究拠点 代表・教授)

国際協力のための共同宣言および来賓紹介

第二部 13:35~14:45

基調講演

東日本大震災からの復興と教訓の発信 -我が国・世界の減災に向けて-
五百旗頭 真 復興推進委員会委員長、防衛大学校長

招待講演

東日本大震災からの教訓 -1 年で明らかになったこと-
翠川 三郎 東京工業大学総合理工学研究科・教授

第三部 15:05~16:50

本学教員の報告

災害科学国際研究所の教員からの報告

  1. 福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の影響とその対応
    石井 慶造 工学研究科量子エネルギー工学専攻・教授
  2. 2011 年大津波による海岸堤防被災の実態とメカニズム
    真野 明 工学研究科附属災害制御研究センター・教授
  3. 東日本大震災に照らした我が国災害対策法制の問題点と課題(災害応急対策)
    島田 明夫 法学研究科公共政策大学院・教授
  4. 被災者のいのちと健康を護るために何を備えるべきか? -3.11。地震津波災害の教訓と提言-
    上原 鳴夫 医学系研究科国際保健学分野・教授
  5. 3.11 から学んだ医療現場の脆弱性と想定外対応能力
    清元 秀泰 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 地域医療支援部門・教授
  6. みちのく震録伝プロジェクトの概要と展開
    今村 文彦 工学研究科附属災害制御研究センター・教授
  7. 海底観測による巨大地震発生機構の解明と津波早期予測の高度化
    藤本 博己 理学研究科附属地震・噴火予知研究観測センター・教授
閉会挨拶

今村 文彦 教授 防災科学研究拠点副代表 16:50~17:00

東北大学による東日本大震災6ヶ月後報告会

2011/09/13 トラストシティ・カンファレンス仙台5階にて、「東北大学による東日本大震災6ヶ月後報告会」を開催しました。

各発表で使用された講演スライド(PDF)を順次公開しています。以下の 資料からダウンロードできます。一部容量の大きい資料がありますのでご注意ください。各講演の講演の様子を動画で順次公開しています。(2011/09/21更新)

司会:大野 晋(災害制御研究センター)

開会挨拶

井上 明久(東北大学 総長)

主旨説明

平川 新(東北大学防災科学研究拠点 代表)

セッション1「基調報告」

  1. 「宮城県の取組みと東北大学への期待」 宮城県 震災復興・企画部長 伊藤 和彦

セッション2「特別講演 過去の大震災から復興を学ぶ」

  1. 「阪神・淡路大震災からの神戸市の復興-計画策定とその実施」 神戸市 危機管理室専門役 太田 敏一

セッション3「各大学での取組みの紹介」

  1. 「復興に向けての大学の役割-東北大学から」 東北大学災害制御研究センター 教授 今村 文彦
  2. 「復興に向けての岩手大学の役割」 岩手大学工学部 准教授 小笠原 敏記
  3. 「福島県の震災調査報告と大学の取り組み」 福島大学共生システム理工学類 准教授 川越 清樹

セッション4「東北大での研究状況の紹介」

  1. 「深海底から探る超巨大地震の真相 ~成果と課題~」 日野 亮太
  2. 「内陸部の都市における被害の実態と震災復旧・復興について」 源栄 正人
  3. 「津波に強いまちづくりへの取り組み-仙台市沿岸部-」 越村 俊一
  4. 「津波に強いまちづくりへの取り組み-石巻市中心市街地-」 今井 健太郎
  5. 「被災者のマナー3~被災者は何を見たか・感じたか」 阿部 恒之、本多 明生、ジュターチップ W.
  6. 「慶長津波と復興過程」 蝦名 裕一
  7. 「被災地まちづくり支援の現状」 本江 正茂
  8. 「東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト」 柴山 明寛、佐藤 翔輔、今村 文彦、阿部 恒之、本多 明生
閉会挨拶

今村 文彦(災害制御研究センター)

東北大学による東日本大震災3ヶ月後緊急報告会

2011/06/10 仙台国際センター2F「橘」にて、「東北大学による東日本大震災3ヶ月後緊急報告会」を開催しました。

各発表で使用された講演スライド(PDF)を順次公開しています。以下の 資料からダウンロードできます。一部容量の大きい資料がありますのでご注意ください。各講演の講演の様子を動画で順次公開しています。(2011/06/24更新)

司会:佐藤 健(災害制御研究センター)

開会挨拶

平川 新(防災科学研究拠点グループ代表) 北村 幸久(東北大学副学長)

セッション1「津波による被災の実態とメカニズム」

オーガナイザー:真野 明(災害制御研究センター)

  1. 今村 文彦・越村 俊一・大家 隆行・馬渕 幸雄・村嶋 陽一・村田 泰洋、津波発生のメカニズム-津波浸水域を再現出来る波源モデルの検討-
  2. 越村 俊一・郷右近 英臣、東北地方を襲った津波の流況と建物被害
  3. 真野 明・田中 仁・有働 恵子、海岸堤防の被災メカニズム
  4. 今井 健太郎・原田 賢治、海岸林の被害と減災効果
  5. 松本 秀明・熊谷 真樹・吉田 真幸、仙台平野に襲来した過去3回の大津波による堆積物の分布と津波遡上距離について

セッション2「地震・地震動と振動被害」

オーガナイザー:源栄正人(災害制御研究センター)

  1. 海野 徳仁、2011 年東北地方太平洋沖地震はどのような地震だったのか?
  2. 大野 晋、本震及び余震の揺れの分布
  3. 源栄 正人、地震動と建物被害の関係
  4. 柴山 明寛・岡田 成幸、震動域における被災建物の分布
  5. 風間 基樹・森友 宏、地盤工学に関連する課題

セッション3「地域社会を取り巻く諸課題:保健医療・生活文化・情報・復興」

オーガナイザー:増田聡(経済学研究科)

  1. 佐藤 健・上原 鳴夫、災害保健医療支援室の活動から見た救援期の支援ニーズの推移
  2. 田所 諭、ロボットによる震災対応
  3. 佐藤 大介、歴史遺産レスキューの三ヶ月-被災地での活動と所蔵者・地域-
  4. 阿部 恒之・本多 明生・ジュターチップ W.、被災者のマナー2~被災時の混乱と助け合い
  5. 古関 良行・今村 文彦・佐藤 翔輔、沿岸部でのリスク認識と対応についての調査
  6. 田村 圭子、中越地震等の復興と東日本大震災への教訓
  7. 本江 正茂・堀口 徹、復興現場へのアプローチ
閉会挨拶

今村 文彦(災害制御研究センター)

東北大学による東日本大震災1ヶ月後緊急報告会

2011/04/13 トラストシティ カンファレンス・仙台5Fにて、「東北大学による東日本大震災1ヶ月後緊急報告会」を開催しました。

各発表の 資料から当日の発表スライド(PDF)がダウンロードできます。各発表の 動画から当日の発表の様子をYouTubeでご覧になれます。資料と併せてご覧ください。

司会:今村 文彦(災害制御研究センター)

あいさつ:数井 寛(東北大学理事)

  1. 地震・噴火予知研究観測センター(発表者:海野 徳仁)、 2011年東北地方太平洋沖地震(M9.0)について これまでにわかったこと、まだわからないこと
  2. 日野 亮太・藤本 博己・伊藤 喜宏・稲津 大祐・長田 幸仁、海底観測が捉えた東北地方太平洋沖地震の津波波源域における海底隆起
  3. 源栄 正人・大野 晋、地震動と建物等の被害
  4. 石渡 明・宮本 毅・平野 直人、3.11巨大地震による仙台付近の墓石転倒率調査結果
  5. 川越 清樹(福島大)・風間 聡・横尾 善之 ・小野 桂介、福島県須賀川市藤沼湖決壊について
  6. 山川 優樹・京谷 孝史・風間 基樹・加藤 準治、宮城県北部の地震地盤災害について
  7. 森 友宏・京谷 孝史・風間 基樹・三辻 和哉(山形大学)、 宮城県南部および内陸丘陵造成地の地震地盤災害について
  8. 箕浦 幸治ら、地学的なアプローチ
  9. 今村 文彦・越村 俊一・今井 健太郎・菅原 大助、大津波の実態調査と教訓の整理に向けて
  10. 越村 俊一・郷右近 英臣・柴山 明寛、衛星画像から判明した東北地方太平洋沖地震津波の被害と復興に向けての取り組み
  11. 真野 明・田中 仁・有働 恵子、津波による海岸堤防の被害
  12. 菅原 大助・今村 文彦・箕浦 幸治、貞観地震津波と今回との比較
  13. 奥村 誠、交通ネットワークの被害と復旧の状況
  14. 上原 鳴夫・小井土 雄一・市原 正行、災害時の緊急保健医療対応ー何ができて、何ができなかったか?
  15. 阿部 恒之、被災者のマナー:被災後の生活と治安
  16. 平川 新、3.11大震災と歴史遺産の被
  17. 佐藤 翔輔・今村 文彦・林春男(京都大学)、東日本大震災に関するウェブ情報のアーカイブとその解析
  18. 平野 勝也・姥浦 道生、復興まちづくりのあり方
  19. 石田 壽一・本江 正茂、せんだいスクール・オブ・デザインによる特別プログラム「復興へのリデザイン」
  20. 増田 聡、社会経済的被害と地域再生
  21. 佐藤 源之・内田 利弘・相澤 隆生、社会経済的被害と地域再生
最後

平川 新(防災科学拠点グループ代表)