地球システム・倫理学会 第17回学術大会
『3.11に何を学ぶか
~将来のレジリエント社会の構築に向けて』
東⽇本⼤震災から10 年を迎えました。M9の巨⼤地震の後に発⽣した津波、液状化、地すべり、⽕災、さらには、福島原発事故が多段階で発⽣し、⼈類がかつて経験のない広域で複合的な災害が発⽣しました。その被害は、東北地⽅太平洋側沿岸部に留まらず、我が国全体や国境を越えてグローバルに影響を与えています。その後の復旧・復興においては、被害程度や地域での環境・⽣活・⽂化の多様性の中、⼀律な枠組みの中での実践には困難が伴っています。この10年を振り返っても国内外では⾃然災害が頻発しており、地球規模温暖化の影響を受けながら従来の想定や予測を困難にさせ、被害が繰り返されています。東⽇本⼤震災および近年の災害を踏まえて総括をしながら、少⼦⾼齢化などの社会課題も含めて、今後の⾃然災害やリスクに関する想定のあり⽅やそれを超えた場合での危機管理の進め⽅などを広く議論する必要があります。地球システム・倫理学会は、災害科学国際研究所の協⼒を得て、学際的で最先端の知⾒を結集し、これらの課題を内外に発信することによって今後の地球社会と連携した解決策を模索したいと考えています。
日 時:
2021年11月6日(土)13:00~17:40(受付 12:30~)
場 所:
東北大学災害科学国際研究所 1階(仙台市青葉区荒巻字青葉468ー1)注)公共交通機関でお越しください。
オンライン(Zoom)同時配信
※オンライン参加の申し込みをいただいた方に別途ご連絡いたします。
参 加 費 :
無料 ※要事前申込
申込締切:
2021年11月1日(月)17:00 【会場定員】72名
申込方法:
1.来場して参加する
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場参加は定員72名とさせていただきます。
状況により、オンライン配信のみに変更されることがございますので、ご了承ください。
ウェブフォーム以外で申し込まれる場合は、『お名前(フリガナ)/ご所属/ご連絡先電話番号/メールアドレス/オンライン配信のみとなった場合の参加の可・不可』をお知らせください。
2.オンラインで参加する
※定員になり次第、申込受付を終了します。
先着順にて後日参加証をお送りします。
来場でご参加の皆さまには、定員に達した場合のみご連絡いたします。
オンラインでご参加の皆さまには、別途、参加URLをご連絡いたします。
【一般参加のお問い合わせ・参加申込先】******
Email
@
Tel 022-752-2090(月~金 9:30-16:00)
Fax 022-752-2091(シンポジウム参加申込であることを明記してください。)
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13:00 〜 13:15 開会挨拶 近藤 誠一 (地球システム・倫理学会会長)
13:15 〜 14:30 基調講演:平川 新 「災害と文明」
(東北大学災害科学国際研究所前所長、宮城学院女子大学前学長)
14:30 〜 15:10 対談:「災害時に役立てたいやさしい日本語―日英対照の観点から」
What to learn from 3.11 Tohoku earthquake and tsunami
"Japanese-English Bilingual Easy Japanese"
ティモシー フェラン(宮城大学教授・基盤教育群副群長)
佐々木 瑞枝(武蔵野大学名誉教授、地球システム・倫理学会常任理事)
15:10 〜 15:40 休憩
15:40 〜 17:30 シンポジウム:「災害経験を将来のレジリエント社会構築に活かすには?」
モデレーター
今村 文彦(東北大学災害科学国際研究所所長・教授)
パネリスト
安田 喜憲(環境考古学 ふじのくに地球環境史ミュージアム前館長)
服部 英二(比較文明論 元ユネスコ事務局長官房特別参与)
蝦名 裕一(災害文化 東北大学災害科学国際研究所准教授)
大石 芳野(写真家 世界平和アピール七人委員会委員)
中村 桂子(生命誌 JT生命誌研究館名誉館長)
コメンテーター
ボレー セバスチャン(文化人類学 東北大学災害科学国際研究所准教授)
17:30 〜 17:40 閉会挨拶