イベント

東北大学災害科学国際研究所シンポジウム
(第84回IRIDeSオープンフォーラム)
関東大震災100年の節目に考える「これからの防災」

1923年関東大震災と2011年東日本大震災について議論し、社会の防災力向上を目指すシンポジウムを開催します。今回は、IRIDeSオープンフォーラムとの共同開催です。また、関連企画展を行います。

①シンポジウム (2023年9月28日)
②企画展    (2023年9月15日~12月22日)
日時 2023年9月28日(木)13:00~16:00
会場
東北大学災害科学国際研究所1階多目的ホール
オンライン同時配信
参加費
参加方法
無料
参加申込フォームに必要事項を入力して、事前にお申し込みください。
参加申込
こちらのフォームからお申し込みください。
★申込締切:9月21日(木)
 
【プログラム】
13:00~ 開会挨拶
13:05~ 特別講演(2件)
14:05~ 最新の研究発表(5件)
15:30~
討論:
「1923年関東大震災と2011年東日本大震災の教訓を、次の災害にどう生かすか」
16:00  閉会挨拶
13:00 開会挨拶
    栗山 進一(東北大学災害科学国際研究所 所長)
13:05 特別講演  座長:小野 裕一(災害科学国際研究所 副所長)
   1. 関東大震災100年の節目で考える「首都直下地震」とは
    遠田 晋次(陸域地震学・火山学研究分野 教授)
   2. 1923年関東大震災以降の首都圏拡大状況と都市リスク(1891-2023)
    村尾 修(国際防災戦略研究分野 教授)
14:05 最新の研究発表  座長:泉 貴子(災害科学国際研究所 教授)
   1. 1923年関東地震に伴う斜面崩壊と河川流域におけるその長期的なインパクト
    高橋 尚志(陸域地震学・火山学研究分野 助教)
   2. 東日本大震災の解析と世界標準から見た危機管理の在り方について
    秋冨 慎司(レジリエントEICT研究推進オフィス 学術研究員)
   3. 学校防災教育における防災出前授業の現在と未来
    保田 真理(地震津波リスク評価(東京海上日動)寄附研究部門 プロジェクト講師)
    齋藤 玲(認知科学研究分野 助教)
    邑本 俊亮(認知科学研究分野 教授)
   4. 関東大震災と地震保険の発展
    鎌田 健一(地震津波リスク評価(東京海上日動)寄附研究部門 特任教授)
   5. 関東大震災と日米関係:今後の国際防災協力への示唆
    川内 淳史(歴史文化遺産保全学研究分野 准教授)
    小野 裕一(2030国際防災アジェンダ推進オフィス 教授)
    中鉢 奈津子(URA・広報室 特任准教授)
    吉野 賢(世界防災フォーラム事務局 事務局長)
    小野 天椰(2030国際防災アジェンダ推進オフィス 共同研究員)
15:30 討論:1923年関東大震災と2011年東日本大震災の教訓を、次の災害にどう生かすか
   パネリスト:
    遠田 晋次(陸域地震学・火山学研究分野 教授)
    榎田 竜太(地震工学研究分野 准教授)
    佐藤 大介(歴史文化遺産保全学研究分野 准教授)
    濱家 由美子(災害精神医学分野 助教)
    ゲルスタ ユリア(災害文化アーカイブ研究分野 助教)
   ファシリテーター:
    栗山 進一(災害科学国際研究所 所長)
16:00 閉会挨拶
    越村 俊一(災害科学国際研究所 副所長)
 

企画展

仙台に残されていた関東大震災の記録:100年の時を経て特別公開
 
関東大震災の影響は東北にも及び、被災者は宮城県を含む全国に避難し、宮城県から被災地支援も行いました。このたび、仙台に残されていた関東大震災に関する貴重な映像や記事を展示し、また、歴史学者による大正時代の河北新報記事の分析から、関東大震災が各地に与えた影響の一端を浮かび上がらせる企画展を行います。
 
公開期間
2023年9月15日(金)~12月22日(金)
※月~金(土・日・祝日は入館できません。)
 また、祭事等でご覧いただけないことがあります。
公開時間 10:00~16:00
場  所 東北大学災害科学国際研究所2階 展示スペース
主  催 東北大学災害科学国際研究所、NPO法人20世紀アーカイブ仙台、
歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業東北大学拠点
共  催 東北大学史料館
分析・解説 川内 淳史 准教授、佐藤 大介 准教授(歴史文化遺産保全学分野)