イベント

東北大学災害科学国際研究所
平成30年度共同研究成果報告会
およびプロジェクトエリア・ユニット報告会
-第63回 IRIDeS金曜フォーラム-

当研究所では、毎月1回「IRIDeS金曜フォーラム」と題した研究発表会を開催し、当研究所で行われている研究・活動の情報を学内外および一般の方々に広く発信し、情報の共有、研究の連携を図ることを目指しております。
第55回金曜フォーラムでは、「東北大学災害科学国際研究所平成29年度 共同研究第二期共同研究の成果報告会およびプロジェクトエリア・ユニット報告会」を開催いたします。報告会では、昨年度に当研究所で助成した共同研究について、また「実践研究組織(プロジェクトエリア・ユニット)」での研究について、各研究代表者が最新の成果や今後の展望をご紹介いたします。当日は開催日を通常の金曜日から土曜日に変更し、できる限り多くの方々に当研究所の研究成果をご紹介できればと考えております。
みなさまのふるってのご参加、所員一同お待ちしております。

日時 2019年7月21日(土)9:00~17:15
場所 東北大学 災害科学国際研究所棟(仙台市青葉区荒巻字青葉468-1)
アクセス
主催 東北大学 災害科学国際研究所
参加のお申込み 不要(当日、会場に直接お越しください。)
お願い 当日は駐車場がご利用いただけませんので、公共交通機関等でお越しくださいますよう宜しくお願い申し上げます。 また、近隣には大学生協食堂(みどり食堂:11:00~13:30)、コンビニエンスストア(ローソン)があり営業しておりますが、売店(みどりショップ)は休業日となっております。
08:30 開場
09:00-09:10 開会の挨拶(所長・今村文彦、会場:多目的ホール)
09:10-12:20 <共同研究> 口頭発表:午前の部(17件)
12:20-13:20 昼食(60分)(食堂・コンビニ:営業、売店:ローソン営業、みどりショップ休業)
13:20-14:10 <プロジェクトエリア・ユニット> ポスターセッション・コアタイム(50分)
14:10-17:00 <共同研究> 口頭発表:午後の部(17件)
17:00-17:15 閉会の挨拶(副研究所長・伊藤潔、会場:多目的ホール)

発表形式

  • 口頭発表:<共同研究>について、各研究代表者が口頭で研究報告を行います。
  • ポスターセッション:<プロジェクトエリア・ユニット>について、ポスター形式で研究報告を行います。13:20~14:10のコアタイムでは、主に各研究代表者が、ポスター前で研究内容について説明します。

共同研究 口頭発表 第1会場:セミナー室(第2会場:多目的ホールでも発表があります。)

午前の部:9:10~12:20

1 東北地方主要活断層帯の断層変位地形のアーカイブ化

研究代表者:石村 大輔(首都大学東京 都市環境学部)

2 阿蘇カルデラ内の熊本地震地震断層の活動史の解明

研究代表者:鳥井 真之(熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター)

3 地震災害後の診療継続に向けた連携構築に関する研究~熊本地震並びに東日本大震災を経験した医療施設への質問紙調査から~

研究代表者:前田 ひとみ(熊本大学大学院 生命科学研究部)

4 海溝型巨大地震発生予測に資する海底地殻変動場把握のための観測点施設の共同利用およびデータの共有化

研究代表者:田所 敬一(名古屋大学 環境科学研究科)

5 携帯電話位置情報を用いた、人の移動行動の災害ダメージとその回復過程の研究

研究代表者:山口 裕通(金沢大学 自然科学研究科)

(休憩 10分)

6 岩手県沖で発生する様々な繰り返し地震系列の破壊過程に関する研究

研究代表者:金 亜伊(横浜市立大学 学術院総合科学群)

7 阿蘇大橋崩壊地における先阿蘇火山岩類の層序と年代(1):地表設置型合成開口レーダ(GB-SAR)計測地点の地質データ取得

研究代表者:長谷中 利昭(熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター)

8 防災対策における地域の相互扶助の機能に関する提案~日本と東南アジアとの保健学的な地域間比較研究~

研究代表者:松田 正巳(東京家政学院大学 現代生活学部健康栄養学科)

9 津波ディジタルライブラリィ管理運用拡張のためのクラウドソーシング技術の応用

研究代表者:有次 正義(熊本大学大学院 先端科学研究部)

12:20~13:20 <昼食休憩>

13:20~14:10【プロジェクトエリア・ユニット報告】(1階エントランスホール)

午後の部:14:10~14:30

10 水損被害を受けた紙媒体資料の歴史情報復旧に向けた検討

研究代表者:松下 正和(神戸大学 地域連携推進室)

11 東日本大震災および熊本地震における仙台市の災害対応に関するエスノグラフィー・アーカイブスの構築

研究代表者:田中 聡(常葉大学 大学院環境防災研究科)

12 熊本地震の震災アーカイブ構築に関する研究

研究代表者:山尾 敏孝(熊本大学大学院 先端科学研究部)

13 岩手県沿岸部における災害資料の整理・アーカイブと災害研究

研究代表者:奥村 弘(神戸大学大学院 人文学研究科)

(休憩 10分)

14 広域連携を通じた東日本大震災被災地の歴史文化復元に関する研究

研究代表者:青柳 周一(滋賀大学 経済学部)

15 震災アーカイブの防災教育とまちづくりへの活用に関する研究

研究代表者:竹内 裕希子(熊本大学 大学院先端科学研究部)

16 判読可能な津波石碑碑文画像の取得

研究代表者:上椙 英之(国文学研究資料館 古典籍共同研究事業センター)

17 災害経験情報を軸とした災害アーカイブの統合化手法研究

研究代表者:池田 真幸(国立研究開発法人防災科学技術研究所)

共同研究 口頭発表 第2会場:多目的ホール(第1会場:セミナー室でも発表があります。)

午前の部:9:10~12:20

1 放射線災害発生時における放射線被ばくストレス定量法の確立

研究代表者:盛武 敬(産業医科大学 産業生態科学研究所 放射線健康医学研究室)

2 東日本大震災の教訓を活かした熊本地震後の精神保健支援活動体制の検討

研究代表者:山口 喜久雄(熊本県精神保健福祉センター)

3 副都心新宿の指定避難所近隣町会・学校・行政等との連携で進める災害対策: 被災時の医療・保健・福祉体制支援システムの検討

研究代表者:坪内 暁子(順天堂大学大学院 医学研究科 研究基盤センター)

4 津波統合モデル解析の高度化

研究代表者:高橋 智幸(関西大学 社会安全学部)

5 津波レジリエントな地域防災に向けた地域カスタマイズ型津波解析プラットフォームの検討

研究代表者:古村 孝志(東京大学 地震研究所)

(休憩 10分)

6 高詳細な地震・避難解析に基づくオンライン体験シミュレーションのソフト防災への利活用

研究代表者:浅井 光輝(九州大学大学院 工学研究院)

7 応答曲面を用いた津波リスク評価手法構築のための基礎的検討

研究代表者:福谷 陽(関東学院大学 理工学部)

8 地下レーダーを活用した石巻平野における古津波履歴の解明

研究代表者:菅原 大助(ふじのくに地球環境史ミュージアム 学芸課)

9 災害を生きる力因子を特徴づけるパーソナリティ特性の解明

研究代表者:本多 明生(山梨英和大学 人間文化学部)

12:20~13:20 <昼食休憩>

13:20~14:10【プロジェクトエリア・ユニット報告】(1階エントランスホール)

午後の部:14:10~14:30

10 ケースマネジメント支援システムを活用した伴走型生活再建支援員の標準的研修プログラムの開発と実践

研究代表者:立木 茂雄(同志社大学 社会学部)

11 熊本地震被災地の企業の事業継続計画(BCP)の推進人災の育成

研究代表者:藤見 俊夫(熊本大学大学院 先端科学研究部)

12 学校・地域・行政の協働による地域防災力向上のための防災人材育成モデルの開発〜宮城県石巻市における「石巻モデル」構築に向けて〜

研究代表者:村山 良之(山形大学大学院 教育実践研究科)

13 東日本大震災発生後の教育行政の取組による日本の被災地及び被災懸念地域への防災教育・防災管理の改善と課題

研究代表者:藤岡 達也(滋賀大学 教育学部)

(休憩10分)

14 地域再創生学に資する多次元総合可視化システムを用いた教育用コンテンツの開発

研究代表者:目黒 公郎(東京大学 地震研究所 生産技術研究所)

15 人の心に訴える3次元可視化コンテツへの挑戦

研究代表者:高瀬 慎介(八戸工業大学 工学部)

16 地域に根ざした学校防災を展開するための学校・家庭・地域の協働モデル構築

研究代表者:林田 由那(早稲田大学 教育・総合科学学術院)

17 小学校を核とした地域版HUG の作成を通じた防災教育効果

研究代表者:草苅 敏夫(独立行政法人国立高等専門学校機構 釧路工業高等専門学校)

◎お問合せ
東北大学災害科学国際研究所 IRIDeS金曜フォーラムワーキンググループ
@
022-752-2049(9:30~16:30)