シニア研究員
博士(文学)
川島 秀一
KAWASHIMA Shuichi
かわしま しゅういち
過去の自然災害の記憶や記録が、文献や石碑、口頭伝承によって、日常的にどのように伝えられてきたのか、また、どのように伝えていくべきかを探ります。また、この列島に住む人々の、自然観や災害観、生命観、死生観などに基づいた防災を考えます。さらに、災害時の生命や国土を守るだけではなく、過去から未来へ向けて、それぞれの地域で積み重ねられてきた生活文化を守るための、生活者視点の、真の防災のありかたを考えます。
(写真下)福島県の新地町では、台風が近づくと、岸につながれていた漁船を港の中へ共同で避難させる(2018年6月10日)
(写真下)『風俗画報』に描かれた、明治の三陸大津波