組織・メンバー

災害評価・低減研究部門
地震工学研究分野
准教授
博士(工学)
OHNO Susumu
おおの すすむ
日本工営レジリエントシティー技術実装共同研究部門 兼務

兼任先 工学研究科
研究テーマ
強震観測に基づいた地震動予測、早期地震警報、建物被害推定、地震動特性と振動被害の検討
研究キーワード
強震観測 / 強震動予測 / 早期地震警報 / 地震動と建物被害 / 構造ヘルスモニタリング
関連サイト
研究概要

最新の地震観測・情報伝達技術を用いて、リアルタイムに得られる地震・地震動や建物の揺れ・被害等の災害情報を用いた効率的な地震被害低減技術の開発を目指しています。地震・地震動研究及び建物応答・地震被害予測研究に基づき、リアルタイム地震観測網を用いた早期地震警報、面的地震動・地震被害推定、建物構造ヘルスモニタリングなどの防災対策について研究しています。

地域や場所により異なる地震活動や地盤の揺れ、建物の揺れの違い、変化する社会条件を考慮し、最適化理論に基づき制約条件下での被害の最小化を目指しています。地域強震観測網や長期構造モニタリングを用いた地震ハザード・地盤震動研究、構造物-地盤系の地震応答研究をベースに、地震マイクロゾーニングや、地盤から建物応答・間接被害まで含めた総合的な地震対策について研究しています。

主な業績
  • S. Ohno and R. Tsuruta (2018) Ground-motion prediction by ANN using machine learning for the Tohoku region, Japan, Proc. 11NCEE, Paper No. 998.
  • Susumu Ohno, Satoru Koike (2018) 3-D Wave Propagation Analyses For Long-Period Ground-Motions In Sendai Basin, Japan, Proc. 16ECEE, Paper No. 11258.
  • 大野晋(2016)東北地方太平洋沖地震の強震記録の距離減衰特性と地震動評価式の適用 ,日本地震工学会論文集,16,pp.4_1-4_10.
  • 大野晋ほか(2016)東北地方太平洋沖地震における仙台市悉皆調査区域の地震動と建物振動被害の関係の検討 ,日本地震工学会論文集,16,pp.3_201-3_212.
主な所属学会
  • 日本建築学会
  • 日本地震工学会
  • 日本自然災害学会
  • 日本地震学会
  • 土木学会