組織・メンバー

防災実践推進部門
2030国際防災アジェンダ推進オフィス
特任教授(客員)
BASHER Reid
ばしゃー りーど

特任教授(客員)
研究テーマ
ニュージーランド出身。ニュージーランドのNational Institute for Water and Atmospheric Research(NIWA) 、米コロンビア大学のInternational Research Institute for Climate and Societyで気候に関する情報を産業や政府の計画や 管理に活用するための研究を行ってきた。
研究概要

国連国際防災戦略事務局(UNISDR)では、気候変動枠組条約(UNFCCC)や気候変 動に関する政府間パネル(IPCC)で、気候変動に関する国際防災政策立案におい て中心的役割を果たした。また、兵庫行動枠組の起草や防災グローバルプラット フォームのレポート作成、国連国際防災戦略(ISDR)防災用語集(2009年版)や 他のUNISDRの出版物の執筆に携わる。またUNISDRの早期警報推進プラットフォー ムを立ち上げ、2004年大津波後のインド洋津波警報システムの開発を国連機関全 体のプロジェクトとしてサポートするよう調整し、2005年版早期警報システムに ついてのグローバルサーベイのレポートの作成にも携わるなど、国連での国際防 災政策立案の要を担った。

退職後は母国ニュージーランドに戻ったが、東北大学 も深くかかわった第1回世界防災フォーラム(議長サマリーの作成)、第2回世 界防災フォーラムの国際諮問委員会の議長就任などの活動に加えて、東北大学の 他、ヴィクトリア大学ウェリントン校非常勤教授、マッセー大学客員研究員も務める。