特任教授(客員)
バシャー リード
BASHER Reid
ばしゃー りーど
特任教授(客員)
国連国際防災戦略事務局(UNISDR)では、気候変動枠組条約(UNFCCC)や気候変 動に関する政府間パネル(IPCC)で、気候変動に関する国際防災政策立案におい て中心的役割を果たした。また、兵庫行動枠組の起草や防災グローバルプラット フォームのレポート作成、国連国際防災戦略(ISDR)防災用語集(2009年版)や 他のUNISDRの出版物の執筆に携わる。またUNISDRの早期警報推進プラットフォー ムを立ち上げ、2004年大津波後のインド洋津波警報システムの開発を国連機関全 体のプロジェクトとしてサポートするよう調整し、2005年版早期警報システムに ついてのグローバルサーベイのレポートの作成にも携わるなど、国連での国際防 災政策立案の要を担った。
退職後は母国ニュージーランドに戻ったが、東北大学 も深くかかわった第1回世界防災フォーラム(議長サマリーの作成)、第2回世 界防災フォーラムの国際諮問委員会の議長就任などの活動に加えて、東北大学の 他、ヴィクトリア大学ウェリントン校非常勤教授、マッセー大学客員研究員も務める。