組織・メンバー

気象・海洋・宙空災害研究分野

メンバー
概要
【気象・海洋災害】
大気・海洋結合系における諸現象を解明し、ハザードの評価を行うため、以下の研究を進める。
1.数値気象予報モデルの高度利用に関する研究
  - 台風、豪雨事例(線状降水帯、沿岸前線など)、雨氷のメカニズム解明や短中期予報の精度向上
  - 過去の災害事例や気候変動の解析に利用できる日本域大気再解析
  - 気候変動適応に向けた地域気候の将来予測
2.災害科学への陸面過程モデルの利用に関する研究
  - 植物の濡れが原因となる作物病害、降霜害の気象要素依存性と早期警戒情報
3.海洋変動の気象・海象災害への影響に関する研究
 - 気象・海象災害をもたらす海洋熱波の実態把握とメカニズム解明
 
流体地球物理学講座
http://wind.gp.tohoku.ac.jp/
地球環境物理学講座
http://www.gp.tohoku.ac.jp/pol/index-j.html
北青葉山キャンパス気象観測データ
http://wind.gp.tohoku.ac.jp/~observation/data/index.html
【宙空災害】
宙空環境変動の原因解明と宇宙災害発生の分析を行い、
科学研究の成果が災害低減に円滑に繋がる事を目指し、
以下の研究を進める。
1.宇宙環境の安全と保全に関する研究
2.磁気嵐予報ツール等を用いた災害予測
3.太陽活動危険予測に向けた広帯域太陽電波観測に関する研究 
台風Megi(2010)の数値予報モデル(JMA-NHM)によるシミュレーション
 左上:衛星による雨量,左下:シミュレーションによる雨量
 右上:台風の経路, 右下:台風の強度(中心気圧)
全海洋の8割以上の海域で密度成層は強化傾向にあり、平均すると1960年 代から現在までで最大6.1%の強化に相当する。成層強化は海面の異常高温の要因 となりうる。
地上・宇宙システムへの宇宙天気影響
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