組織・メンバー

地震工学研究分野

メンバー
概要
地震観測網,地震動評価,建物構造モニタリングと次世代型の建物用振動制御システムの開発により,建築物の更なる高耐震化を目指し人的・物的被害の軽減を目指している.微動から強震まで連続観測可能な建物内リアルタイム観測点を国内に15地点,モンゴルに5地点備えている.これらの観測情報を基に,長周期地震動評価のための地下構造モデル高精度化,地域強震観測網による耐震マイクロゾーニング手法の開発に取り組んでいる.
建物構造モニタリングについては,長期連続観測による建物振動特性評価や,低コストカメラを用いた画像計測技術,構造特性推定のための高度なアルゴリズムの開発なども行っている.
また,長周期地震動や,今後発生が懸念されている巨大地震に対する対策技術として,複素減衰の理論に基づく次世代型の構造制御システムの開発と,それら装置の性能評価のための構造実験技術の開発を行っている.
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