災害統計グローバルセンター 兼務
特任教授(客員)
竹谷 公男
TAKEYA Kimio
たけや きみお
長年防災分野の国際協力業務及び研究に従事してきたが、特筆すべき活動としては、第3回国連防災会議(2015年3月@仙台)で採択された国連防災戦略仙台防災枠組策定の日本政府交渉団の首席交渉官級として仙台防災枠組を主導、合意に貢献し、日本の防災の常識を世界の常識としたことが上げられる。又、仙台防災枠組を実現するための日本政府の仙台イニシアティブ(年間1000億円の具体の防災プロジェクトなどへの資金支援、4万人の防災関係者能力強化などを2期8年間継続、その後も同様の支援を継続)を国際協力機構JICAの防災分野リーダーとして実施、IRIDeSなどとも社会連携している。気候変動パリ協定締結後、対策を講じても解消出来ない気候変動による悪影響を議論する国連気候変動枠組条約下の Loss and Damage Executive Committee の先進国10人、途上国10人合計20人の世界代表の委員を2017年の立ち上げ時から4年間務めて、気候変動対策のあり方の世界の議論にも貢献している。
また卓越大学院プログラムその他を通じて、将来国際防災分野で活躍する人材の育成にも尽力。
主たる活動先:国際協力機構 JICA防災分野特別顧問
元U20サッカー日本代表