「災害レジリエンス共創センター」では、「災害レジリエンス数量化」「ヒューマンレジリエンス」「災害情報キュレーション」および「災害レジリエンス共創」の4つの重点研究領域を構成し、新たに構築する「災害デジタルツイン」での災害過程の分析を通じて、被災した社会が速やかに回復するための方策や、一人ひとりの多様な幸せ(well-being)を実現するための総合知を探求する研究に取り組みます。
このような理念から「災害レジリエンス共創研究プロジェクト」を立ち上げ、下記の要領で共同研究の助成を行います。
災害科学国際研究所災害レジリエンス共創センター
resilience-office<at>irides.tohoku.ac.jp (<at>を@に変えて送信してください。)
研究課題(1):災害デジタルツインの開発に関連する研究
災害レジリエンスに関して、デジタルツインの開発に関する基盤的研究。
本研究所担当教員:越村 俊一 副センター長
申請金額:1件あたり上限100万円
研究課題(2):4つの重点研究領域の研究内容に関連し、災害レジリエンスの向上に貢献する研究。
○災害レジリエンス数量化研究領域
○ヒューマンレジリエンス研究領域
○災害情報キュレーション研究領域
○災害レジリエンス共創領域
申請金額:1件あたり上限50万円
研究課題(3):人流データを活用した社会動態の解明に関する研究
人流データを活用して災害時の社会動態を解析し、災害レジリエンスの向上に貢献する研究。
申請金額:1件あたり上限50万円
課題の選択については、5月11日に開催したキックオフシンポジウムにおいて構想説明をしておりますので、そちらの資料を参照ください。https://irides.tohoku.ac.jp/event/co-creation/sympo2022.html
(2)研究組織
東北大学以外の研究機関からの応募:
本研究所の担当教員を1名以上含めた研究チームを構成してください。申請代表者は本研究への応募について所属機関の長の承諾を得てください。
東北大学(本研究所を含む)の教員が研究代表者として応募:
本研究所の担当教員と学外の研究者をそれぞれ1名以上含めた研究チームを構成してください。
※応募前に本研究所の担当教員と相談し、研究構想と応募についての了承を得てください。
採択に当たり、申請額が上限額に近いことは評価の視点といたしません。共同研究に必要な最低限の旅費(研究機関相互の移動旅費など)及び最低限の必要経費(本研究所訪問時に使用する既存機器の使用料、消耗品の購入費など)を計上してください。経費の執行事務は本研究所の担当教員を通じて、本研究所の事務部が行います。
所定の応募様式に必要事項を記載し、提出書類を作成のうえ、電子版をメールにて提出してください。(提出期限:2022年6月17日(金)17:00厳守)
提出書類様式はこちら
◆災害科学国際研究所の共用設備について
採択課題の実施報告について
研究期間終了時に、所定の様式にて、研究内容及び成果の概要、研究経費の使途に関する報告を提出いただきます。
また、研究終了後に開催する共同研究報告会(例年7月中旬に実施)における発表をお願いいたします。同時期に実施された別の研究との交流により新しい共同研究へと発展していただくための交流の場となりますので、原則として研究代表者の出席をお願いしております。