研究・実践

東北大学災害科学国際研究所の使命は、東日本大震災における調査研究、復興事業への取り組みから得られる知見や、世界をフィールドとした自然災害科学研究の成果を社会に組み込み、複雑化する災害サイクルに対して人間・社会が賢く対応し、苦難を乗り越え、教訓を活かしていく社会システムを構築するための「実践的防災学」の体系化とその学術的価値の創成である。

そこで、東北大学の英知を結集して被災地の復興・再生に貢献するとともに、国内外の大学・研究機関と協力しながら、自然災害科学に関する世界最先端の研究を推進するために、特定プロジェクト研究の募集を行う。

共同研究の研究代表者は、東北大学災害科学国際研究所を除く東北大学内外の大学・研究機関等に所属する者とする。ただし、東北大学災害科学国際研究所の専任教員が共同研究者として含まれることとする。研究代表者としての重複申請はできない。

1課題あたりの最大助成金額は下表のとおりとする。ただし、研究種目Aは、東北地方（青森、岩手、宮城、福島、秋田、山形）にある研究機関等からの申請に限定する。

原則、1年間の実施期間とする。ただし、同一課題名での継続申請を1回のみ受け付ける。

「東北大学災害科学国際研究所　特定プロジェクト研究計画調書」は、Eメールの添付ファイルで提出する。その際、メール件名は、「特定プロジェクト申請（研究代表者氏名）」とする。平成24年度の研究計画調書の提出期限は平成24年7月31日とする。計画書の様式は以下よりダウンロードしてください。

1. 特定プロジェクト研究募集要領［PDF］
2. 特定プロジェクト研究計画調書（様式1-1)［MS-Word］

東北大学災害科学国際研究所内外の審査員により行う。

1. 平成24年度の実施は、平成24年9月1日から平成25年3月31日までとする。
2. 年度末に実施報告書を提出する。
3. 研究成果発表会、公開講座等での報告を依頼することがある。