令和6年能登半島地震に関する速報会
2024年1月1日16時頃、令和6年能登半島地震(最大震度7、M7.6)およびそれに伴う津波が発生し、甚大な被害をもたらしました。東北大学災害科学国際研究所は、震災直後からこの地震・津波の調査・解析・可能な支援を進めており、これまで得られた知見に関する速報会を、下記のとおり公開で開催します。
日時:2024年1月9日(火)13:00~15:30 ※最長16:00まで
場所:ハイブリッド形式(災害科学国際研究所棟多目的ホール + ZOOM)
申込締切:2024年1月9日(火)8:00am(申込受付は締め切りました)
司会:栗山進一
開催挨拶(5分) 大野英男(東北大学総長)オンライン
趣旨説明(5分) 栗山進一(東北大学災害科学国際研究所所長)
1.地震メカニズム解説と現地報告
① 地震発生場と余震活動、長期予測の問題点(20分)
遠田晋次
② 津波災害の即時解析と現地調査について(15分)
アドリアノ ブルーノ、マス エリック、永田彰平、越村俊一
③ 穴水町と七尾市の現地調査結果(建物・地盤関係)(15分)
柴山明寛、榎田竜太、森口周二、呉修一(富山県立大学)
④ 医療活動の実際(5分)
江川新一、佐々木宏之
2.学際的情報提供及び連携・実践の報告(各6分)
〇理学・工学
① 今次津波の特性と被害状況
今村文彦、サッパシー アナワット
② SAR画像解析による地盤変動の特徴
福島洋
③ 地震動特性
大野晋
〇医学
① 被災地の医療ニーズと災害医療対応
江川新一、佐々木宏之
② インクルーシブ防災と防災コミュニケーション
栗山進一
〇
人文社会科学
① 災害時の多様なニーズ
ゲルスタ ユリア
② 令和6年能登半島地震における即応的・継続的学校教育支援:学校教育関連情報の集約と発信
齋藤玲、小田隆史(東京大学)、桜井愛子、福島洋、佐藤健
③ 文化遺産防災マップから推定する文化遺産の被害状況
蝦名裕一、川内淳史
〇防災実践と連携
① 国内外との連携
小野裕一
② 東北大学との連携、現地調査等について
藤原広行(防災科学技術研究所)
3.東北大学より報告
東北大学の対応状況について オンライン(10分)
植木俊哉(東北大学理事)
4.全体質疑 主に研究者、防災関係者、一般の方々
5.質疑応答 報道機関の方々
※プログラム中、特に記載のない発表者は東北大学災害科学国際研究所所属
※演題名あるいはプログラムは変更の可能性があります。
【問い合わせ先】
東北大学災害科学国際研究所 広報室
メール:koho-office@irides.tohoku.ac.jp
電話:022-752-2049