イベント

東北大学災害科学国際研究所
2021年度共同研究成果報告会
-第78回 IRIDeS金曜フォーラム-

災害科学国際研究所は発足以降、災害科学関連の研究領域において多様な共同研究を実施し、実践的防災学の発展につながる数多くの実績を挙げてきました。同時に、本邦の学際的な災害科学研究を推進する中核拠点となり得る施設、研究機器、情報構築、人的体制、ネットワークを整備して参りました。全国関連領域の研究者に本研究所のリソースを活用した共同研究の促進を目的とした助成を行っています。本会では、昨年度に実施された共同研究の成果について、下記の要領で報告いたします。
 
プログラム】(PDF)
日時 2022年7月16日(土)9:00~16:00
場所
オンライン・Web会議場(Zoom)
主催 東北大学 災害科学国際研究所
参加申込
参加方法
参加申込フォームに入力して、必ず事前にお申し込みください
【参加申し込み】(7月14日(木) 受け付けを終了しました)
お願い
(注意事項)
以下の事項について、あらかじめご了承願います。
・ 参加者による、許可のない撮影および録画を禁止いたします。
・ 注意事項に反し、運営に支障をきたすと判断された方は、ご退場いただくことがございます。
・ 運営組織により、当日の様子は今後の映像資料として録画されます。
・ 大変申し訳ございませんが、当日の参加申し込みは受け付けできません。
08:30 開場
09:00-09:10 開会の挨拶(所長・今村文彦、会場:ホールA)
09:10-12:00 <共同研究> 口頭発表:午前の部(16件)
12:00-13:00 昼休憩(60分)
13:00-15:50 <共同研究> 口頭発表:午後の部(16件)
15:50-16:00 閉会の挨拶(副研究所長・丸谷浩明、会場:ホールA)
発表形式:口頭発表
【セッションA:ホールA】(セッションB:ホールBでも発表があります。)
1  防災DXに向けたリアルタイム避難支援システムの市民参加型研究
 発表者:大石裕介(富士通(株))
2  数理モデルで探る連鎖する津波避難メカニズム
 発表者:牧野嶋文泰(富士通(株))
3  「逃げ遅れ」解消に向けたVR心理分析と新たな防災教育の探求
 発表者:浅井光輝(九州大学)
4  津波による漂流物・漂砂予測に資するプラットフォームの構築
 発表者:有川太郎(中央大学)
  10:30-10:40 休憩
5  放射線被ばくによる血液抗酸化能の低下は晩発障害のバイオマーカーとなるか
 発表者:孫略(産業技術総合研究所)
6  身体的弱者の避難生活でのリスク低減とQOL向上を目的とした産学共同研究
 発表者:坪内暁子(順天堂大学)
7  経時活動記録のテキストマイニングによるリアルタイム災害対策予測法の確立
 発表者:田代雅実(福島県立医科大学)
8  新型コロナウイルス感染症クラスター対策:CO2濃度を指標とした換気能力調査
 発表者:喜多村紘子(産業医科大学)
  12:00-13:00 昼休憩
9  AI to Transfer the Knowledge From 2011 Tohoku Tsunami Into the Damage Mapping of Future Events
 発表者:アドリアノ ブルーノ(理化学研究所)
10 強振動と津波による橋梁および道路の損壊を考慮した道路ネットワークの接続信頼性評価
 発表者:石橋寛樹(日本大学)
11 災害研の設備を活用した古津波の波源推定手法の高度化
 発表者:後藤和久(東京大学)
12 沿岸低地の微地形による津波挙動・土砂移動への影響解明
 発表者:髙清水康博(新潟大学)
  14:20-14:30 休憩
13 重力測定を用いた伏在断層の連続性の評価
 発表者:岡田真介(岩手大学)
14 火山地域における地震動による斜面崩壊に関する地形・地質学的研究
 発表者:奥野充(大阪公立大学)
15 被災ニホンザルを用いた慢性複合放射線被ばく者外挿モデルの構築
 発表者:三浦富智(弘前大学)
16 CBRNE災害後の間接的健康被害測定指標に関する研究
 発表者:越智小枝(東京慈恵会医科大学)
 
【セッションB:ホールB】
1  東日本大震災から10年が経過した中で立ち現れてきた災害時要配慮者の災害脆弱性に注目した災害時ケアプラン・災害ケースマネジメントプラン作成のための福祉防災人材育成プログラムの開発と実践
 発表者:立木茂雄(同志社大学)
2  ハザードマップの想定外を踏まえた学校防災と地域防災の融合に関するモデル構築
 発表者:桜井愛子(東洋英和女学院大学)
3  千島海溝南部超巨大地震の事前復興計画策定に向けたアクションリサーチ
 発表者:高橋浩晃(北海道大学)
4  震災10年を迎える東北被災地の農水産業の風評被害克服に関する市民評価
 発表者:中村哲也(共栄大学)
  10:30-10:40 休憩
5  治水投資額と被害軽減効果の将来予測における新展開
 発表者:石渡幹夫(東京大学)
6  共生知による原子力災害後の持続可能な地域づくり:「光を観る」観光の視点から
 発表者:加藤久美(和歌山大学)
7  COVID-19禍における自治体の災害対応に関する実証的研究
 発表者:田中聡(常葉大学)
8  住民主体の地域アーカイブサイト作成活動を通じた防災教育プログラムの開発
 発表者:草苅敏夫(釧路工業高等専門学校)
  12:00-13:00 昼休憩
9  地域間連携による災害被災史料の保全・アーカイブ化の研究
 発表者:小野塚航一(神戸大学)
10 令和元年東日本台風・コロナ禍等の近年の災害知見に基づく避難訓練事例アーカイブ構築に関する研究
 発表者:杉安和也(岩手県立大学)
11 遺構と瓦礫のあいだ-移行期被災地における残存構造物記録方法の開発ー
 発表者:高原耕平(人と防災未来センター)
12 多様な環境での保存を想定した被災資料継承の技術的検討
 発表者:川内淳史(歴史文化遺産保全学分野)
  14:20-14:30 休憩
13 減災絵本の実証的ならびに脳科学的研究ー保育者対象のアンケート調査と短期大学生を被験者とするNIRS分析から-
 発表者:田久昌次郎(いわき短期大学)
14 大規模災害における生命をめぐる対応の事例収集および教訓の防災教育への活用の分析
 発表者:蝦名裕一(災害文化アーカイブ研究分野)
15 「避難訓練チェックリスト」を活用した学校の避難訓練評価の有用性の検証
 発表者:林田由那(宮城教育大学)
16 防災対応力向上のための教材・講座の効果検証に基づく防災教育の体系化
 発表者:小山真紀(岐阜大学)
 
 
◎お問合せ
東北大学災害科学国際研究所 IRIDeS金曜フォーラムワーキンググループ
@
022-752-2049(9:30~16:30)