イベント

第85回IRIDeSオープンフォーラム
東日本大震災メモリアルシンポジウム2024
『”誰一人取り残さない”インクルーシブこれからの防災』

東北大学災害科学国際研究所所長  栗山 進一

概要

下記のとおり第85回IRIDeS金曜フォーラムを開催いたしますので、お知らせいたします。

“誰一人取り残さない”防災(インクルーシブ防災)とは、「社会の人たち全員のための防災」で、「仙台防災枠組」「持続可能な開発目標SDGs」の重要なコンセプトになっています。すべての人には配慮すべき事情がある一方で、災害時に誰一人取り残さないようにするためには、まずは最も脆弱性の高い人々の防災を考えることが重要です。東北大学災害科学国際研究所は、このたび“誰一人取り残さない”インクルーシブ防災をテーマに、研究発表とシンポジウムを行います。
日時 2024年3月9日(土)10:00~12:00
会場
仙台国際センター展示棟・展示室3-B(仙台市青葉区青葉山)
参加費
参加方法
無料
参加申込フォームに必要事項を入力して、事前にお申し込みください。
参加申込
こちらのフォームからお申し込みください。
★申込締切:2024年3月7日(木)18:00 定員になり次第、申込を締め切らせていただきます。
 挨拶
   栗山 進一 所長(災害科学国際研究所)
 発表
   郡 和子 仙台市長
■ 研究発表
「防災モビリティ学の提案:モビリティから考える誰一人取り残さない防災」
  齋藤 玲(認知科学研究分野)・柴山 明寛・鎌田 謙一・今村 文彦
「インクルーシブ防災と数値シミュレーション」
  野村 怜佳(計算安全工学研究分野)・森口 周二・寺田 賢二郎
「包摂性に配慮した Build Back Better(より良い復興)ーネパール地震住宅再建過程の調査分析結果から」
  永見 光三(2030防災国際アジェンダ推進オフィス・グリーン未来創造機構)
「誰一人取り残さない防災に向けて~医療的ケア児・者およびその家族との地域防災コミュニケーションの必要性~」
  朴 慧晶(災害医療情報学分野)・北村 美和子・原 裕太・小野 裕一・栗山 進一
■ パネルディスカッション
『個別避難計画の実効性を高めるためのマルチステークホルダーによる協働~医療的ケア者のケーススタディ~』
 仙台市内在住の架空の医療的ケア者をモデルケースに、その方が災害時に安全に避難するための現在の課題や解決の方向性について、さまざまな立場で防災にかかわってきたパネリストが話し合います。
 パネリスト:
 【民生委員】大友まり子(長町南部地区民生委員児童委員協議会・会長)
 【SBL】大内幸子(高砂地区町内会連合会・仙台市地域防災リーダー)
 【町内会長】今野 均(片平地区連合町内会・会長)
 【保健師】只埜弓美(宮城野区障害高齢課・課長)
 【研究者】朴 慧晶(IRIDeS災害医療情報学分野・助教)
 【大学生】村上真綺(宮城教育大学教育学部特別支援教育教員養成課程・3年)
 進行:
  佐藤 健(防災教育実践学分野)
 挨拶
   小野 裕一 副所長(災害科学国際研究所)

総合司会:中鉢 奈津子 特任准教授
 
  
   ポスター(PDF)
 
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